執筆活動

◎「執筆活動」の基本

 当会では、いわゆる「見る専」サークルとしての「レギュラー作品視聴」の他に、「執筆活動」も行っています。ただ漫然と作品を見たり、「好きか/嫌いか」感じるだけではなく、視聴した作品のどこが良かったのか、どこが面白かったのかを文章で論じるのがこの活動の基本です。そのため、特撮評議会は「ファンサークル」ではなく「評論サークル」として、特撮「評議」会の名に恥じない活動形態を目指しています。

 

 

 ……とはいえ、みんな特撮好きが高じてサークルに入った身。「好き」が暴走してヘンテコリンな文章が出てきてしまうこともあるがそれはそれです。あまり堅いこと言わずに、好きなものに関して好きなようにモノを書くというのも、我々共通のポリシーとなっています。多分こっちの方が大事。

◎具体的な活動その1…「レビューシート」

 

 

 

 当会では「レギュラー作品視聴」活動の際、「レビューシート」を配布します。

 おもて面では、まず最初に作品名や話数などの基本的な情報を書きます。

 

 1個目の項目では、裏面で採点した6項目を参照しつつ、視聴した回の総合点をつけます。同時に、感想や注目したポイント、簡単な批評を感想文として書きます。

 2個目の項目には、個人的に一番印象に残ったシーンを書きます。ここは、面白かったシーンでも感動したシーンでも、爆笑したシーンでもなんでもありです。

 

 

 

裏面では、下記6項目について目に留まったポイントを書き記し、それをもとにそれぞれ5点満点で採点していきます。採点基準は各自の裁量に完全に任せます。

 

・アクション:役者やスーツアクターのアクションの良し悪し

・演技:役者やスーツアクターの演技の良し悪し

・脚本:ドラマの構成やストーリー展開、台詞回しなど、脚本上の要素と思われるものの良し悪し

・演出:映像演出の良し悪し

・特撮:特撮技術の良し悪し

・美術:デザインや衣装、セットなどの美術の良し悪し

 

 

 こうした活動ごとのレビューを通し、特撮映像作品を見る目を養っていきます。作品を見終わった後は、レビュー内容や総合点などを語り合うのが基本ですが、絶対話さなくてはならないわけではありません。

◎具体的な活動その2…「会誌作成」

 当会ではコミックマーケットをはじめとする同人誌即売会にて、会誌を発行しております。特定のシリーズや作品をテーマに据えた企画誌、各会員が自由にテーマを決めて書く自由誌などを作成しています。

 内容は特撮作品のレビュー、シリーズなど複数の作品にまたがった批評、怪獣などのキャラクターに絞った解説・評論などさまざまです。

 従来はコピー本として製作しておりましたが、2015年度以降は会誌のページ数増量に伴い、オフセット形式に移行し、クオリティの向上に努めております。